ふたつのモーターが強烈な加速を生む! ポルシェカイエンターボSEハイブリッドが予約受注を開始

高性能ながら電気のみで最大40km走行可能!

 ポルシェジャパンは9月13日、トップエンドモデルのプラグインハイブリッド「新型カイエンターボSEハイブリッド」と「新型カイエンターボSEハイブリッドクーペ」の予約受注を日本全国のポルシェ正規販売店で開始した。具体的な国内販売日は未定。

 価格(8%税込み)はカイエンターボSEハイブリッドが2327万円、カイエンターボSEハイブリッドクーペが2376万円。

 2車種には550馬力を誇る4リッターV8エンジンと136馬力の電気モーターを搭載し、8速ティプトロニックSトランスミッションを組み合わせる。V8エンジンとトランスミッションの間に電気モーターを配置し、ふたつのモーターがエレクトリッククラッチアクチュエータと呼ばれるハイブリッドモジュール内の分離クラッチを介して相互接続される仕組みだ。

 どちらのモデルも静止状態から100km/hまで3.8秒で到達し、最高速度は295km/hに達する。Eパワードライビングモードに設定すると、電気モーターのみで走行可能となり、最高速度135km/h。ほかのモードでパワーブーストを追加することもできる。また、ゼロエミッションで最大40kmまで走行でき、平均燃費は100kmあたり3.9〜3.7リッター、平均電費が100kmあたり19.6〜18.7kWh。

 また、2モデルにはロール抑制システムやエアサスペンション、セラミックブレーキなどを標準装備したほか、フルコネクティビティも標準で備える。リアルタイム交通情報やスマートオンラインボイスコントロール、公共充電ステーションの検索などが可能だ。また、ワイヤレスApple CarPlayと新しいUSB-Cポートをオプションで設定できるようになった。

 ほかにもハイブリッドモデルには標準装備の補助エアコンを2モデルにも備えた。ポルシェコネクトアプリなどから直接遠隔制御ができ、イグニッションスイッチがオフの際も車両の暖房と冷房をかけることができる。


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