平成スポーツカーの高騰が続くなかで「100万円」で手に入るお買い得モデル5選! (2/2ページ)

コンディションを考えれば早めに手に入れたい

3)マツダ・ロードスター

 平成の30年間を通して、ずっと名車であり続けた数少ないクルマがロードスター。人馬一体の正統派スポーツカーで、ドライビングの鍛錬車には最適な一台。うれしいことに、先代のNCロードスターの中古車の平均価格が100万円前後になってきた。2代目のNBだと50~55万円ぐらい。

 初代のNAは、マツダがレストアサービスやパーツの再供給をはじめてこともあり、90万円以上の個体が増えてきている。

4)日産フェアレディZ

 日産はドリフト車として人気のあるシルビア……といいたいところだが、S14でも相場は100万円ぐらい。S15だと140万円ぐらいはするし、コンディションのいい個体はどんどん減ってきている……。兄弟車の180SXも140万円ぐらいから下がってこない。

 それよりも先代のフェアレディZ=Z33が狙い目。中古車の平均相場は70万円ぐらいまで下がってきた。

5)ホンダ・シビックタイプR/CR-Z

 ホンダはやっぱりインテグラタイプRとシビックタイプRを推したいところだが、両車とも人気が衰えず価格が高い! インテRは、初代のDC2がいまだに140万円前後で、DC5でも120万円コース。

 シビックRは、EK9が160万円、EP3が85万円、FN2が125万円、FD2は190万円ぐらいする。というわけで、狙うとすれば、シビックRのEP3しかないだろう。

 あとは、CR-Z。CR-Zは年式が新しい割に、価格が順調にこなれてきていて、最近の平均価格は75万円といったところ。ただ、注目度が低いので、これからも値下がり傾向は続くだろう……。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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