コンディションを考えれば早めに手に入れたい
3)マツダ・ロードスター
平成の30年間を通して、ずっと名車であり続けた数少ないクルマがロードスター。人馬一体の正統派スポーツカーで、ドライビングの鍛錬車には最適な一台。うれしいことに、先代のNCロードスターの中古車の平均価格が100万円前後になってきた。2代目のNBだと50~55万円ぐらい。
初代のNAは、マツダがレストアサービスやパーツの再供給をはじめてこともあり、90万円以上の個体が増えてきている。
4)日産フェアレディZ
日産はドリフト車として人気のあるシルビア……といいたいところだが、S14でも相場は100万円ぐらい。S15だと140万円ぐらいはするし、コンディションのいい個体はどんどん減ってきている……。兄弟車の180SXも140万円ぐらいから下がってこない。
それよりも先代のフェアレディZ=Z33が狙い目。中古車の平均相場は70万円ぐらいまで下がってきた。
5)ホンダ・シビックタイプR/CR-Z
ホンダはやっぱりインテグラタイプRとシビックタイプRを推したいところだが、両車とも人気が衰えず価格が高い! インテRは、初代のDC2がいまだに140万円前後で、DC5でも120万円コース。
シビックRは、EK9が160万円、EP3が85万円、FN2が125万円、FD2は190万円ぐらいする。というわけで、狙うとすれば、シビックRのEP3しかないだろう。
あとは、CR-Z。CR-Zは年式が新しい割に、価格が順調にこなれてきていて、最近の平均価格は75万円といったところ。ただ、注目度が低いので、これからも値下がり傾向は続くだろう……。