ワックスやコーティングの役割は塗装の劣化を抑えること
塗装というのは樹脂なので、劣化はどうしても避けられない。そのため水分や汚染物質などから保護する必要があるが、その際に使用するのがワックスやコーティングだ。
ボディに塗るものはなんでもワックスと呼ぶ傾向もあるが、ワックスとコーティングはまったくの別物。ワックスは油分などを主成分として、塗装の上に付着しているだけ。そもそも持続期間は短いし、保護力もそこそこだ。一方、ツヤなどには優れる。コーティングは完全なる化学薬品で、塗装に対して化学的に結びつくので持続力だけでなく、保護力も強い。
以前であればツヤに欠けるとか、施工に手間がかかるなどの問題があったが、最近のユーザー向けのものなら逆に洗車あとの濡れたボディに直接かけられたりして非常にラク。ツヤもかなりクリアになって、満足度も高くなってきた。