暑さに弱いと思いきやガソリン車より有利な点も!
ようやく酷暑もひと段落し、朝晩は秋の気配も感じつつある今日この頃。とはいえ日中はまだまだ暑く、冷房がないとクルマに乗っていられない季節はもう少し続きそうだ。
そんな暑い日が続いた今年の夏、徐々に普及し始めている電気自動車は果たしてこの暑さを乗り越えることができたのか、気になっている人も少しはいるかもしれない。そこで今回は電気自動車の暑さ対策と称してEVならではの夏の出来事をお伝えしよう。
1)じつは電費はそこまで悪化しない
暑い日に必須の装備と言えばエアコン。一昔前は窓を開けてギリギリしのげるレベルの暑さだったが、最近の暑さは命にかかわるレベル。エアコンを使わないで日中クルマに乗ることは自殺行為と言える。そんなエアコンは普通の内燃機関を搭載しているクルマであれば燃費を悪化させる要因となるが、電気自動車の場合は、クーラーをガンガンに効かせてもそこまで電費は悪化しないのだ。
むしろ、熱をゼロから作り上げなければならない暖房のほうが電費は圧倒的に悪くなってしまう。そのため、普段乗っている限り、ガマンして冷房を使わないとか、弱く使うということはしなくてもいいと言える。