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デジタル化もいいけど……この先も残ってほしい「味」と「機能」が素晴らしいクルマのアナログ装備10選 (2/2ページ)

デジタル化もいいけど……この先も残ってほしい「味」と「機能」が素晴らしいクルマのアナログ装備10選

クルマは単なる道具じゃないから味も大切

 何事も進化するのはすばらしい。携帯電話だって、ガラケーに戻れるかというと無理だし、ネットのない社会なんて想像もつきはしない。ただ、それを踏まえつつ、あえて言わせてもらうと、クルマの場合はなんだかさびしいところもある。燃費もよくなり、安全性も向上したりと、進化して便利になるのは大歓迎。ただ、アナログなものも残っていてほしいのも事実で、それはクルマというのは嗜好品的な要素が大いにあるからだろう。令和、そして21世紀に残してほしい装備を今回はまとめてみた。

1)アナログメーター

 デジタルバンザイなところもあったし、要はイラストのグラフィックメーターも素敵。でも、針が動くメーターの安心感はかなりのもの。もちろんタコメーターも廃止せずに、スピードメーターとともに回ってほしい。

2)サブメーター

 その昔は、インパネに小さなメーターがずらりと並ぶのをメーカーも7連メーター採用などといってアピールしたものである。そんなにあるのか? と思うかもしれないが、時計や水温、燃料計といった今でもお馴染みのもの以外にも、電圧、電流、油圧も純正で付いていたものだ。そこまでいかなくても、水温や燃料ぐらいはアナログで数値が針で示されるものがいい。

3)ハンドブレーキ

 サイドブレーキではなく、最近めっきり言わなくなったハンドブレーキ。効果は同じだったり、電動だと緊急停止機能が付加できるのは承知なうえで、やっぱりカリカリと手で引きたいもの。

4)キー

 VWが比較的最近まで採用していたが、乗用車では世界的にほぼ電子化。便利だし、セキュリティ的にもいいのはわかるが、差し込んで回して始動というのは、懐かしいというか、クルマ好きなら儀式として楽しみたいところ。

5)クラッチ&シフト

 これはいい尽くされているが、クラッチ踏んで、シフトを操作。つまりMTはやっぱり残ってほしいものの代表格だ。

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