間違いなく燃料消費量は抑えられる
最近では一部のスポーツカーや商用車を除き、ほとんどの車両に設定されているアイドリングストップ機能。これはもはや説明不要かもしれないが、アイドリング時にエンジンを止めることで不要な燃料の消費を抑えるという機能であり、燃費性能と環境負荷を抑える一石二鳥の機能である。
例を挙げるとトヨタ・ヴィッツの1リッターエンジン搭載車でアイドリングストップが備わらない「F」グレードのカタログ燃費が21.6km/L(JC08モード)なのに対し、アイドリングストップが備わる「F”SMART STOPパッケージ“」になると24.0km/L(JC08モード)と、2.4km/Lもカタログ燃費が向上するのである。
しかし、ここで気になるのがエンジンへのダメージだ。エンジンの始動はエンジン内部へのダメージが大きいという話を聞いて不安を覚える人もいるのではないだろうか。