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他人と被らない! 実車はまず見かけない激レア国産オープンカー4選 (2/2ページ)

他人と被らない! 実車はまず見かけない激レア国産オープンカー4選

台数も少なく存在自体がレアなケースも

 本格的な夏の暑さもひと段落し、夜中であればオープンドライブも楽しめるようになってきた今日この頃。国産オープンカーと言えばマツダ・ロードスターが有名だが、どうせオープンドライブを楽しむならちょっとマイナーなモデルを狙いたいという人に向けて、レア度の高いオープンカーをご紹介したい。

1)スズキ・カルタス コンバーチブル

 スズキがリリースしていた、リッターカークラスのコンパクトカーであるカルタス。現在のスイフトの源流となる車種であるが、そのカルタスの2代目モデルにコンバーチブルが設定されていた。先んじて北米市場でデビューしていたコンバーチブルモデル(ただしジオブランドからの販売)が日本に登場したのは92年2月のこと。

 すでに初代ロードスターが登場していたが、カルタスコンバーチブルの幌の開閉はロードスターに比べてやや手順が多かった。日本では実用コンパクトカーのコンバーチブルはあまり需要がなかったのか、登場から2年後の94年には早々にラインアップから消えてしまった。

 なお、このカルタスコンバーチブルにはスズキとボルグ・ワーナーが共同開発した湿式多板クラッチ+サイレント・チェーン式CVTが採用されていたが、他車種に採用されることはなかった。

2)日産パルサーエクサ コンバーチブル

 1982年に登場した2代目パルサーのクーペモデルとして、新たに追加されたパルサーエクサ。パルサーが一般的な固定ライトだったのに対し、エクサはリトラクタブルヘッドライトを採用した、スポーティな雰囲気を持つノッチバッククーペとなっていた。

 そんなパルサーエクサに、当時の販売チャネルであった日産チェリー系販売会社創立15周年記念特別仕様車として100台限定で設定されたのがコンバーチブルだった。耐候・耐水性に優れた専用のクロス地を採用したソフトトップのリヤウインドウには、ポリカーボネート系の有機ガラスを採用し、良好な後方視界を実現していた。

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