WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

風を取り込むためのグリルをあえて塞ぐ理由とは? 最近「グリルシャッター」付きのクルマが増えているワケ (2/2ページ)

風を取り込むためのグリルをあえて塞ぐ理由とは? 最近「グリルシャッター」付きのクルマが増えているワケ

開閉式のグリルを持つクルマが増えている

 車両の先端にあるグリルというのはルーバーになっていて、素通しになっているのはご存じのとおり。というか、風をエンジンルームに取り込むのがグリルの役割なので当たり前のことと思いきや、最近ではグリルが開閉式になっているクルマが増えてきた。皆さん、気がついていただろうか?

 仕組みとしては、グリルのなかがシャッターになっていて、開いたり閉じたりする。日本車ではスバルの各車や現行型のプリウスが採用しているし、輸入車ではけっこう多く、最近では新型3シリーズでも採用している。BMWでは7シリーズを皮切りに、5シリーズ、そして3シリーズに採用と、重要技術と位置づけていることがわかる。名称としてはアクティブ・エア・ストリームと呼ばれ、グリル自体が大型化されたにも関わらず、本来素通しの部分が開いていないので、ダミーっぽくてデザイン的にも見慣れないというか違和感があったりする。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了