風を取り込むためのグリルをあえて塞ぐ理由とは? 最近「グリルシャッター」付きのクルマが増えているワケ (2/2ページ)

環境性能や燃費の向上に貢献する!

 そもそもなぜこのようなシャッター式のグリルが増えているかというと、エンジンを過剰に冷やさないため。走行中も適温を維持できるし、始動時に素早く暖めるのに効果を発揮する。そうすれば触媒も早く利くようになり、環境性能が高まることにもなる。また、空気抵抗の低減にも効果を発揮し、結果として燃費向上に貢献する。

 だから、止まっているときはシャッターが閉まっていることが多いが、マセラティ・レヴァンテではグリルの奥にシャッターグリルを設置することで、違和感をなくす配慮をしているなど、スタイルはメーカーによって異なる。このあたりをチェックしてみるのも面白いかもしれない。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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