視野を広げることが重要
3)急ブレーキ・急ハンドル
危険回避のための急操作はやむを得ないが、目的地に入りそびれたとか、曲がりそびれたといったときに急にブレーキを踏んだりステアリングを切ったりしてしまうのはイラっとさせる以前に非常に危険な行為となる。
万が一目的地や曲がるべきところを過ぎてしまった場合でも、落ち着いてその先で方向転換をするとか、違うルートを選択するなど、リカバリーする方法はいくらでもある。急ブレーキや急ハンドルをしたことで事故を起こすようなことがあったほうがよほど大変なのだ。
4)周囲を一切気にしない行動
これも初心者ドライバーということで周囲の状況にまで気を回す余裕がないということが原因だと思うが、ショッピングモールなどの駐車場で後続車がいても延々切り返しを続けることや、高速道路で後ろから速い車両が来ていても追い越し車線に居続けるなどの行為は、交通トラブルに発展してしまう可能性がある。
駐車場にしっかり入れたい気持ちはわかるが、とりあえずある程度車両が収まった状態で一旦後続車を先に行かせて車両が途切れたら再開したり、高速道路では定期的にバックミラーを確認して後続車が詰まっていないかなど周囲の状況や他の車両の動きをチェックできるようにしたいところだ。
もちろん初心者マークを掲げたドライバーを煽る行為はれっきとした違反であるが、初心者ドライバーもそういった危険なドライバーを刺激しないような運転をしなければならない、というのが悲しい現状なのである。