
雨の日の1時間あたりの事故件数は晴天時の約5倍にも!
もうすぐ秋雨の季節。日本は年間の1/3が雨なので、つねに雨のことは考えなければいけないが、それでも秋は台風も多いし雨が降りやすい。全日本交通安全協会によると、雨の日の1時間あたりの事故件数は、晴天時の約5倍になるとのこと。
こうした雨の日にヒヤッとすることがないようにするためには、なによりも雨に強いタイヤ=ウェットグリップの高いタイヤを履くのが一番有効。
エコタイヤを中心に、日本自動車タイヤ協会が、ラベリング(表示方法)制度を導入し、ウェットグリップ性能の等級をa~dの四段階で示しているので、購入するときはこれを参考にするといい。
ちなみに、ウェットグリップ性能が「a」のタイヤと「c」のタイヤとでは、ウェット路面で100km/hからのフルブレーキ時の制動距離が、クルマ1.5台分もの差がついてしまう。
こうしたタイヤのウェット性能は何で決まるかというと、大きくわけて2つある。