ターボは低速トルクの力強さが光る!
次にカスタムのLターボに乗り換える。ターボはリヤスタビライザーも追加され、タイヤも15インチにインチップされているので走行安定性が格段に高められている。サスペンションスプリングも強化されていることから乗り心地は固く感じられる。シートの材質や座り心地も固めで、ブラックに統一された内装やルーフライナーの効果もありスポーティ感は抜群だ。
ターボが装着されたエンジンは、とくに低速トルクの力強さとピックアップレスポンスに優れ、動力性能は120km/hの新東名高速でも不足を感じないだろう。ACCは135km/hまで設定可能で、完全停止から再スタートまでアシストする全車速対応でもあり、渋滞時の披露軽減効果も期待できる。
外装はスポーティさを強調し、こちらは若い男性にピッタリの出で立ちだ。さらにオプションパーツも豊富に用意されており、個性的に仕上げる事も可能だ。
ターボもノンターボのリヤシートは左右分割でないが、前後スライドとリクライニング(これは左右分割可倒)機能は備わる。軽自動車とは思えない広い後席スペースは継承されているが、4人乗車機会が多いならやはりN-BOXの方が実用的だ。相変わらずルームミラーに防眩機構が備わっていないことには今回も注文をつけておきたい。