技術的にはグリルなしでもクルマは作れる
最近クルマのグリルがとにかく巨大化している。国産車では軽からミニバンまでどんどん大きくなっているし、デザイン自体も強烈だ。一方、輸入車では一時アウディが大きくなったが、最近では全体的にそれほどではない。
もともとグリルというのは、ラジエターに風を当てたり、エンジンルーム内の熱を逃がすために用意されているもの。この効果に限って言えば、シミュレーション技術の向上もあって、必ずしも大きくする必要はない。最適な流れと流速が確保できれば、鉄仮面のようなグリルレスでも問題ないのだ。
それなのに巨大化しているのはなぜか?