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特別なテクニックは必要なし! 誰でもできる燃費を向上する奥の手5つ (2/2ページ)

特別なテクニックは必要なし! 誰でもできる燃費を向上する奥の手5つ

素人でもできる方法で燃費アップは可能

 クルマの燃費は、運転の仕方によってかなり変わる。あまり燃費の良くない旧世代のクルマでも、工夫次第ではカタログに記載される数字よりも良い燃費を出すことは難しくない。今回は愛車の燃費を良くするコツを紹介したい。

1)ゆっくり巡行する

 遅めの速度で巡行すると、どんなクルマでも確実に燃費が良くなる。90年代以降に作られたクルマの場合、70~80km/hで巡行すると、勾配のない状況ならカタログ記載の燃費を2~3割は上まわる数字が出せるはずだ。

 もっとも燃費が良くなる巡行速度は、排気量やギヤ比などによってかなり異なるので、MT車ならトップギヤに固定し、ノッキングしない範囲でエンジン回転が低くなる速度を探す。ATならトップギヤから自動でシフトダウンしないギリギリの遅い速度を探し、それをキープ。

 ただし、制限速度が80km/h以上での高速道路で、かつ1車線しかないような状況でゆっくり走るのは迷惑となるし、後続車の怒りを買って煽られたりするリスクも高くなるので、ノロノロ巡行はまわりの状況を良く考えて実施するようにしたい。

2)空気圧を規定値より若干高くする

 タイヤの空気圧を規定値よりも若干高めにすると、タイヤの転がり抵抗が下がって燃費が良くなる場合が多い。あまりパンパンにするのは良くないが、規定値プラス1kpa程度なら、安全性を損なわない範囲で明確な低燃費化が実現しやすくなる。

 タイヤの空気圧は、いつの間にかエアーが抜けて下がってしまうものなので、低燃費化への挑戦を機に、タイヤの空気圧をマメにチェックする習慣をつけたい。多くの場合タイヤは走行すると摩擦熱によって内部が加熱され、走るだけで空気圧がわずかに上がることも多い(とくに高速走行時)ので、くれぐれも高くしすぎないように注意しよう。

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