「なんであの車種日本に入らない?」と簡単にいうが……輸入車メーカーが日本仕様車を作るときの意外な苦労4つ (1/2ページ)

日本仕様専用のエンジンが用意されることも!

 最近では昔ほど特別感はなくなり、普通に受け入れられつつある輸入車。しかし、本来は日本国外がメインマーケットということもあり、日本で正規に販売するにあたって大小さまざまな改良が施されている。今回はそんな輸入車が日本仕様を作る上で変更している点などをご紹介していこう。

1)エンジンマネージメントの変更

 日本と海外では普通に販売されている燃料の質が異なる場合もあり、それに合わせた調整が施されたり、排出ガス基準に合わせた改良が施されたりすることがある。場合によっては日本専用のエンジンが用意されることもあるほど。なお、輸入車の大半がハイオク仕様となるのは、海外で販売されているレギュラーガソリンのオクタン価の値が日本と異なるためと言われている。

2)オーディオ・ナビゲーションの変更

 一昔前はナビが標準ということもなかったが、ラジオの周波数が国によって異なるため、日本仕様の周波数のオーディオへの変更は必須だった。現代ではナビゲーションが必需品ということもあり、ナビゲーションの中身はもちろん、メーター類に表示される文字や表記なども当然変更される。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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