セレブはスマートフォンでクルマを操っている！
３）ランドローバー・ディスカバリーのインテリジェントシート
続いては、いろいろ変えられて便利なシートアレンジだけど、一人で操作するとなるとけっこう大変ですよね。でもセレブは、自分の手を煩わすことなく、汗ひとつかくことなく、サラリとシートアレンジをやってのけるのです。それが、816万円～のランドローバー・ ディスカバリーに搭載されている、「インテリジェントシート」。
3列シート7人乗りのディスカバリーは、2列目と3列目のシートがなんと、スマートフォンから操作して好きなようにアレンジできるのです。だから、セレブは買い物して大荷物を抱えたまま、慌ててシートアレンジに苦労することなんてないんです。レジ待ちしている間にスマホからサクッと遠隔操作でシートを変えておいて、クルマに戻ったらそのまま涼しい顔で荷物を積むんです。いや～、なんてスマート！ ま、そのためにはいつも車内を綺麗に片付けておく必要があると思いますけどね。
４）メルセデス・ベンツ Sクラスのリモートパーキングアシスト
そしてもう1つ、スマホでできる高級車の装備といえば、メルセデス・ベンツ Sクラスに搭載されている「リモートパーキングアシスト」。運転席に乗ったまま、ボタンを押して車庫入れする機能はよくありますが、これはクルマを降りて外からスマホで車庫入れができるという、まるでリアルラジコン!? なびっくり装備です。
たとえば駐車場が狭くて、駐車枠に停めてからでは乗り降りしにくい時など、降りやすいところで降りてから、スマホで無人になったクルマを車庫入れさせられる、という具合です。この装備を知らない人が外から見てたら、ア然としちゃいますよね。でもこれ、子育て世代にとっても嬉しい装備で、赤ちゃんを抱っこして乗り降りするのって気を使うし、風の強い日などドアを隣りのクルマにぶつけないかどうか、急に閉まって挟まれたりしないかどうか、とても不安なものです。でもリモートパーキングアシストがあれば、広い場所で赤ちゃんを抱っこして降ろし、外からスマホで駐車完了。とても安心ですよね。
ということで、セレブたちはすでに使っていい思いをしている、高級車の装備たち。そんなのがあるのか～とびっくりしたかもしれませんが、何年か経ったらシステムのコストが下がったり、いろんな理由で搭載可能になってきて、全車標準とは言わなくても多くのクルマに搭載されているかもしれないですよ～。自動車メーカーはユーザーの声を意外としっかり聞いてくれますので、ぜひ、私たちも「つけて欲しい！」と声を挙げていきましょう。
