1万km以上の交換サイクルが記載されているクルマも多い
以前であれば半年もしくは5000km毎と言われており、メーカーの指定もそれぐらい、大切にするなら3カ月/3000kmという説もあったエンジンオイルの交換サイクル。現在では国産車で1年もしくは1万〜1万5000km毎というのが多く、実際、このスパンでの交換で問題はない。
交換サイクルがかつてのほぼ2倍に伸びたのはなぜだろうか? その理由を紹介しよう。
1)エンジンが良くなった
エンジンの組み付け精度が上がったことなどにより、各部の摺動抵抗や摩擦が減って、オイルにストレスがかからなくなっている。さらにエンジンに使われる素材自体がよくなっているのも関係している。