国交省も職業ドライバーの休憩は2時間を目安としている
カーナビを使ってドライブしていると、2時間に一度「そろそろ休憩しませんか?」というアナウンスが入る。これはどんな基準で2時間なのだろうか?
調べてみると、まず免許を取るときの学科試験にも、「長時間運転をするときには、少なくとも2時間に1回は休憩をとったほうがよい」=「○」というのが出題されていたことがわかる。
また、国土交通省も、自動車運送事業者に対し、運転者の過労運転を防止するため、長距離バス・トラックの運転手は高速道路を2時間以上運転する場合10分以上の休憩を取ることを課している(一般道でも連続運転時間は4時間を超えてはならない)。
このルールは、プロの長距離ドライバー向けのルールなので、一般ドライバーが高速道路を2時間以上連続して走っても、法律違反に問われることはないが、逆にプロでも2時間走ったら10分以上休憩をとるよう指導されているぐらいなので、一般ドライバーならもっと小まめに休むべきだろう。
運転時間が長くなると、自覚症状があまりないまま、
集中力が低下してくる
目が疲れてくる
同じ姿勢を取り続けることで身体に疲労がたまる
疲労によって眠気を催す
といった危険につながる症状が出てくるので、安全のためにも長時間の連続運転は避けるべきだ。