たかが右折と侮るな! 危険を減らす正しい「交差点での右折待ち」方法3つ (1/2ページ)

まずは道路交通法を確認

 道路交通法(第三十四条)に、「右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の中央に寄り、かつ、交差点の中心の直近の内側(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分)を徐行しなければならない」と書いてあるので、なるべくセンターラインに近づいて、交差点の中心付近に出て待つのが正解。

 詳しくは次の3つがポイントだ。

1) 右に寄って交差点の中心で待つ

 そうすることで右折待ちをしているクルマが後続車を堰き止めずに、交差点の通行量を損ねない可能性が高まる。円滑でスムースな通行を維持するために、できるだけ他車に配慮したポジションを考えるようにしよう。

2)ノーズは絶対に対向車線側には出さない

 右折待ちのクルマが少しでもノーズを対向車線に出してしまうと、直進しようとしている対向車の進行を妨げてしまうだけでなく、接触事故のリスクも増える。

 ただし、対向車側の車線に右折専用車線がある交差点では、少しだけ交差点の内側まで進んで右折待ちした方が、対向の直進車の存在が確認しやすいというメリットがある。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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