女性のアクセサリーのようなインテリア
おフランス車に興味を持ち、ちらっとでも「買おうかな」と考えるひとは、何よりもルックスを重視することでしょう。正直なところ、エンジンとかミッションとか、ましてやプラットフォームなんかどーでもいい! 見た目はオシャレさんなの? ステキなの? それが絶対的に大事。私はカーマニアなのでエンジンやミッションにもこだわりますが、実態としてはそうなっております。で、DS3クロスバックのデザインはどうなのか?
まず外観の第一印象は、期待に違わずめっちゃオシャレさんだ。これに乗ってりゃどんなイナカッペ大将だってファッションリーダーに見えるっぺ。
ただ、顔付きというか目付きだけは、ちょっとやりすぎに感じる。ヘッドライト上部を一部下に窪ませたような形状は、人間の表情で言えば「不機嫌」。これはイカン。笑う門には福来たる。そのほかは、どっからどう見ても間違いなくステキです。キラキラしてて、クルマっつーよりアクセサリーみたい!
さらにステキなのはインテリアだ。なかでもダッシュボードの5つのダイヤモンド型メーターには、「参りました!」と言うしかない。まさかメーターをレディのアクセサリーにしてしまうなんて! こんなことしてサマになるのは、やっぱ世界でフランス人だけ? センターコンソールのスイッチ類のオシャレ感もすげえ。今は亡きDS5をほうふつとさせてくれる。DS5、すんごくステキだったんだけどなぁ。惜しいクルマを亡くしました。
とにかく、ルックスはウルトラおしゃれさんということに断定。居住性や積載性はCX-3くらいってことで断定。で、走りはどうなのか。