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安易な補充はNG! クルマのウォッシャー液タンクに「水」を入れてはいけないワケ (2/2ページ)

安易な補充はNG! クルマのウォッシャー液タンクに「水」を入れてはいけないワケ

水は腐ってノズルに詰まることもある

 ウォッシャーの機能とはガラスに付いた汚れを洗い流すためのもの。最終的にワイパーを使うとはいえ、汚れを浮かして流れやすくする。もちろんウォッシャーには専用のウォッシャー液を使用するが、水じゃダメなのかと思ったことはないだろうか? 実際、入れても問題なさそうだし、試しに入れてみると、ノズルからちゃんと出て、ワイパーも問題なく作動する。

 結論から言うと、水をウォッシャー液代わりに使うのは避けたい。理由はいくつかあって、まずは水だと腐るから。ウォッシャー液には防腐剤が入っているものもあるし、そもそもアルコールが主成分なので腐りにくい。一方、水はしばらくすると腐ってくるし、藻のようなものが発生してノズルに詰まることもある。

 ちなみにウォッシャー液の濃度をかなり薄くして使用する場合は、防腐剤入りを選ぶといいだろう。

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