リーズナブルで軽量なガソリンモデルの魅力は捨てがたい
2)ホンダ・フィット
まもなくフルモデルチェンジが噂されるフィット。ハイブリッドモデルはSPORT HYBRID i-DCDを搭載し、ホンダらしいスポーティな走りが魅力だが、ガソリンモデルも同じようにスポーティな味付けとなっている。
1.3リッターガソリンエンジンを搭載するモデルのなかでも価格と装備のバランスの取れた「1.3G・F」はノートと同じく140万円台となるが、先進安全装備がメーカーオプションとなる点が残念だ。
スポーツグレードとしてはRSが用意されるが、6速MTの設定がありエアロパーツを纏う程度であり、ノーマルのままではややスポーツ度は低いのが残念だ。
3)トヨタ・シエンタ
コンパクトな5ナンバーサイズながらスライドドアを備え、3列シートの設定もあることで使い勝手のよさが光るシエンタ。マイナーチェンジで2列シート仕様も追加され、ユーザーによって選択の幅がさらに広がった。
シエンタの人気の中心はやはりハイブリッドモデルだが、同グレード比30万円もリーズナブルなガソリンモデルも捨てがたいところ。なんでもないファミリーカーではあるが、意外とキビキビ走るシエンタだけに、軽量なガソリンモデルはその美点がさらに引き立つ。また4WDが選択できるのもガソリンモデルのみだ。