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最近クルマのアイドリングストップを嫌う人が急増! 本当にデメリットは多い? (2/2ページ)

最近クルマのアイドリングストップを嫌う人が急増! 本当にデメリットは多い?

都市部でも排ガス削減や燃費向上に効果あり!

 インターネットでアイドリングストップについて検索すると、「アイドリングストップ うざい」「アイドリングストップ 無駄」といったフレーズが見つかり、ネガティブな印象を持っている人も少なくないようだ。具体的には、

・車両価格が高くなる
・バッテリーの消耗が早い
・タイミングベルトなどの劣化がすすむ
・アイドリングストップ中にエアコンが効かなくなる

 といったところを、アイドリングストップのデメリットに挙げている人が多い。しかし、どんなもんだろう? バッテリーの消耗が早いというが、アイドリングストップシステム搭載車には、専用バッテリーを使うのが基本。

 専用バッテリーは大容量でクイックチャージ性能に優れ、長寿命化といった特徴がある。価格は確かに普通のバッテリーより高価だが、寿命そのものは2〜5年と、アイドリングストップシステムがないクルマと大差がないはず。10年10万km乗るとして、交換回数は2回ぐらいで済むはずなので、それほど気にしなくてもいいのでは?

 タイミングベルトなどの部品劣化を気にする人もいるが、これらの交換時期は10万km。これもアイドリングストップの有無にあまり影響されないし、ゴム製のベルトではなくもっと寿命が長いタイミングチェーンのクルマも増えているので、無視していいレベル。

 エアコンも車種にもよるが、室内の温度が約20度以下のとき、または室内の温度が約30度以上のときは、アイドリングストップにならない=エアコンが効くようになっているので、室内はそれほど不快にならないはず(アイドリングストップ中、エアコンは送風に切り替わる)。

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