86&BRZは7年! GT-Rは12年! 毎年改良し続ける国産スポーツカーを中古で買うならどの年式が正解? (2/2ページ)

大幅改良直前のモデルがコスパに優れてオススメ

日産GT-Rの場合

 デビュー当初は480馬力だった最高出力も現行モデルでは570馬力と、同一のエンジンを搭載しながらも90馬力も出力が向上している。とはいえ、当初は700万円台から購入できた新車価格も今では1000万円を切らない価格設定となってしまっている。

 そんなGT-Rの歴史のなかで一番大きな変更がなされたのが、2016年7月に行われたマイナーチェンジだ。17年モデルと呼ばれるこのモデルではピラーの形状を変更するほどの大きなエクステリアデザインの変更を行い、内装もそれに伴ってより現代的なものへと一新されている。

 とはいえ、17年モデル以降のものだと安いものでも車両価格で800万円台とそこまで買い得感が高くない。逆にド初期のモデルだと安いものでは400万円を切るものも存在するが、年式やスペックを考えてもやや物足りなさを感じてしまう。

 そこで狙いたいのが17年モデルになる直前のものだ。マイナーチェンジ前の一番熟成されたモデルとも言え、最高出力も550馬力と必要にして十分なもの。通称中期型と呼ばれるこの世代のGT-Rであれば、安いものでは600万円台から見つけることができるのだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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