男子が「運転させて!」と頼み込むようなクルマも
3)スズキ・アルトワークス
次はもう1台、軽自動車からちょっとタイプの違うスポーツモデルとして、スズキ・アルトワークスをチョイス。これは軽スポーツ未体験で完全に舐めている男子からすると、とっても微笑ましく感じられる選択なのですが、そういう男子に限って一度アルトワークスに乗ってみると、「なんじゃこりゃ!」と目からウロコの驚きを隠せないはずです。
だって、わずか650kgの車重で100N・mものトルクがあるアルトワークスは、発進からもうバビュンとぶっ飛んでいくような豪快な加速フィール。コーナリングの体感速度なら大排気量のスポーツカーにも負けないくらいの迫力で、わかる人ならこの面白さの虜になること間違いなしですからね。
見た目は普通のアルトとそんなに変わらないのに、走りの凄さといったらまさに「羊の皮を被った狼」。このギャップ萌えに、オーナーである女子を見る目も熱くなってしまいそうです。
4)マツダ・ロードスター
さてここで1台、テッパンですがやっぱりハズせないのがマツダ・ロードスターですね。4代目になってデザインにはセクシーさが増し、小柄な女子でも運転ポジションが取りやすくなったり、いろんな進化があって男女問わず憧れのオープンスポーツカーに挙げる人が多いですよね。
走り好き女子は、ちょっと背伸びしてポルシェ・ボクスターあたりに行きがちなんですが、あれは40代、50代の酸いも甘いも知った女性が乗るから嫌味にならないのであって、20代、30代が乗ってたら「ん? もしかしてお金持ちの彼氏でもいるのかな?」と思われちゃう可能性大。
男子から見ると、ちょっと可愛げがない感じになっちゃうのです。でもロードスターならギリギリ手が届きそうで、「ボクにもチャンスあるかも」と男子も安心するんじゃないでしょうか。
5)アバルト595
そして最後にご紹介するのは、ちょっとマニアックな男子からモテちゃうかもしれない、アバルト595です。クルマをよく知らない男子だと、フィアット500との区別がつきにくいので、「かわいいクルマに乗ってるな~」と思うでしょうが、わかる人なら、フロントグリルに鎮座するサソリのエンブレムを見た瞬間、「お、こっちか!」と目の色が変わるはず。
なんたって、往年のモータースポーツシーンで名を馳せた伝説のチューナー、アバルトの血統を継いだ本気のスポーツモデルが595。かわいい見た目とは裏腹に、もうジャジャ馬の中のジャジャ馬ですからね。なかでも、機械式LSDを組み込んだ限定車、「コンペティツィオーネ パフォーマンスパッケージⅡ」だったりした日には、「お願いだから1回乗せてくれ」と土下座して頼まれるかも!?(笑)
というわけで、走りの楽しさはしっかり手に入れながら、決して鼻につく嫌味を感じさせず、ほのかに女性らしさも残してくれるクルマたちをピックアップしました。
男子ウケのために、見た目や実用性だけで退屈なクルマに乗るなんて絶対イヤ、という女子にはぜひチェックしてみて欲しいと思います。ちょっぴりだけ男子ウケを意識して、充実のドライブも女の幸せも、どっちも手に入れちゃいましょう!