プロが使うテスターで測定すれば安心
バッテリーに電気が溜まっていないと、今どきのクルマは始動すらできない。そういう意味では、すべてのクルマが電気自動車なのだが、要のバッテリーの寿命はどう判断すればいいのだろうか?
まずバッテリーの劣化を知ることはできるのか? ということだが、フタが付いていて6つの部屋に直接アクセスできるなら、比重計で測るとわかる。
比重とはバッテリー液の濃度がわかるものだが、最近では簡易比重計としてインジケータが付いているものが多い。丸い窓を覗いて色で判断するもので、ヘタってくると比重が上がらないので色が充電不良を表し、黒などになり、劣化がわかる。もちろん充電系に問題ないという前提だが。
注意したいのはテスターで測っても、少々の劣化では12Vぐらい出るということ。プロが使っている専用のテスターはバッテリーに負荷をかけてその状態で測定するもので、実際の実力が計測できる。測定してほしい場合は、電装修理店も含めたプロにお願いするようにしたい。