パーキングセンサーシステムを標準搭載し使いやすく進化
ホンダは7月18日、新型軽自動車「N-WGN」と「N-WGN Custom」を発表した。8月9日(金)から発売する。月間販売目標は7000台。
先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準で装備し、軽乗用車で初めて衝突軽減ブレーキを横断中の自転車にも対応。街灯のない夜間の歩行者検知を進化させたことで、より安心して運転できる環境を整えた。さらに、渋滞追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)なども備えている。
また、パーキングセンサーシステムをホンダの軽で初めて標準装備とした。リヤバンパーに搭載した4つの超音波センサーによってクルマ後方の障害物の接近を検知し、アラーム音とメーターディスプレイ表示によってドライバーに知らせる機能だ。
ほかにも坂道や信号待ちの際にブレーキペダルから足を離しても停車状態が保持できるオートブレーキホールド機能や、電子制御パーキングブレーキを搭載した。
エクステリアはフロントからドア、リヤゲートまでをハリのある滑らかな面で構成。すっきりと見せながら室内の広さを感じる箱型のボディとし、円形状のヘッドライトと組み合わせることで、親しみやすさと安心感を生み出している。
ボディカラーはN-WGNで単色9種類と2トーンカラー4種類を用意する。N-WGN Customでは単色7種類と2トーンカラー4種類を揃えた。
インテリアについてはN-WGNではブラウンを基調に、シート表皮をアイボリーに、背面をブラウンとすることで、室内空間に馴染んで広さと心地よさを表した。
N-WGN Customではブラックを基調に、光沢感のあるチタン調ガーニッシュと組み合わせることで、上質で精悍な室内空間を表現。
また、「N-BOX」と共通となる燃料タンクを前席の下に収めるホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用し、広い室内空間と使い勝手の良い荷室空間を作り上げた。
運転席にはテレスコピック&チルトステアリング機構を採用し、様々な体格のドライバーが最適な運転姿勢を確保できるよう配慮している。
先代のN-WGNから好評の荷室は、開口部を下げたことで重い荷物や高さのある荷物を乗せやすくした。備え付けのボードを使って上下二段に積み分けることもできるため、シーンに合わせた荷室のアレンジを可能にした。
新型N-WGNは、毎日の大切にこだわったクルマづくりの考え方を意味する「New Simple!」のメッセージを用いて広告展開を行う。
価格(税込み)はN-WGNが127万4400円〜163万1880円、N-WGN Customが151万2000円〜179万3880円。