日本市場で急成長を続けるシトロエン! 新たなる一手で国産車の脅威となるか (2/2ページ)

ついに日本デビュー! ライバル多数のSUV市場へ切り込んだ

 シトロエンブランドでは創業当初から「モダンでクリエイティブ」をキーワードに、デザイン性と快適性を重視したクルマづくりを進めてきた。一目でシトロエンとわかる大胆なデザインに加えて、シートやサスペンション、コネクティビティに至るまでの幅広い装備に快適性を追求する「シトロエン・アドバンスト・コンフォート」が染み込んでいる。

シトロエン

 それを受け継ぎつつ、最新の装備を備えた渾身のモデルとなるのが、新たに導入された「C3 AIRCROSS SUV」と「C5 AIRCROSS SUV」だ。

 Bセグメントに当たるC3にはトヨタ「C-HR」やルノー「キャプチャー」、プジョー「2008」といったライバルが多数。CセグメントとなるC5も日産「エクストレイル」をはじめ、レクサス「UX」やフォルクスワーゲン「ティグアン」など、どのメーカーも力を入れている部分だ。

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 このなかに割って入る強烈なインパクトがこの2台にはある。アグレッシブでSUVらしい力強さがありながら、丸みを帯びた柔和さも持ち合わせたエクステリアが目を引くシトロエンならではのデザイン性が魅力。

 それだけでなく、路面状況に応じてFFでもSUVに求められる走破性能を備えた。パリダカール・ラリーの参戦によるノウハウから生まれたグリップコントロールを装備する。

 加えて、ゆったりとリラックスできるインテリア、電動ガラスサンルーフ、ラゲッジルームの使いやすさなど、マーケットのニーズに応えた「快適」な1台に仕上がっている。

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 こうした新しいSUVモデルやクラシックカーを用意し、より直接コミュニケーションが取れる独自のイベントを、創業100周年に合わせて実施するという。

 今回発表されたのは、9月16日〜23日に東京・赤坂アークヒルズで行う「CITROËN CENTENARY GATHERING(仮称)」をはじめ、10月25日〜28日に東京・原宿で開かれる、公道をクラシックカーで走るラリーイベント「LA FESTA MILLE MIGLIA2019」、11月25日〜12月1日に東京・二子玉川で新型車の試乗、展示などを行う「COMFORT LA MAISON CITROËN」の3つ。

 先日、国内で発見された1923年製と言われる幻の「シトロエン5CV」もオーナーからPCJが譲り受け、各イベントで展示する予定だ。


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