フィルターの放置は付着したゴミが腐り悪臭を放つ
最近では一年中、エアコンはオンにしたままということが多いだろうが、大活躍するのはやはり夏だ。毎年、猛暑続きだけになおさらである。エアコンは昔ほど悪臭が漂ったり、パワーが食われたりすることはないが、それでも夏前には一度しっかりとメンテをしておきたい。そのポイントを整理して紹介しよう。
1)エアコンフィルターの点検
エアコンからなぜ悪臭が出るかというと、大きな原因としては内部に溜まったゴミ(虫の死骸や葉っぱなど)が腐るから。現在はゴミが入り込まないように、普通車だけでなく軽自動車にもフィルターが付けられているのだが、これが汚れやすい。
多くはグローブボックスの奥(一部はセンターコンソールの裏)に設置されていて、簡単に取り出せるので、点検して汚れていれば交換する。安いものなのでケチってはダメだ。
またフィルターに付ける、わさび成分を使った消臭・除菌グッズもあるので、併用してみるのもいいだろう。