HREスープラ初参戦のはずがまさかのトラブルで……
「Coca-Cola Firecracker 250」は、7月4日(木)にフリー走行セッションがあり、決勝日となる7月5日(金)の午後3時35から予選セッションがあり、同日午後7時30分から決勝レースとなる。レースは1周2.5マイルのコースを100周する。
しかし、悪天候のため、4日に2回予定されていた練習走行セッションの2回目はキャンセル。練習走行1回目の走行タイムは48秒617(平均速度185.120mph)で41台中26番手。通常なら大きな集団の中に入ってスリップストリームを使って速度を出していくが、61号車はスペアのマシンがないことから、この走り出しでのクラッシュなどを避けるため、この1本目の走行ではあえて単独走行でマシンのセットアップを確認。そのため単独走行で出したタイムとしては、チームは十分と考えていた。
そして迎えた決勝当日。この日も朝から夕立のような雨が時折やってくるという悪天候。それでも予選セッションは予定より30分ほど遅れてスタートとなった。1台目にコースインした61号車だったが、ミッショントラブルが発生し1周を走り切らずそのままピットロードに帰ってきてしまう。
ピットロードでマシンを確認したチームは、予選出走を断念。日本人オーナー・チームのスープラによる初挑戦はスタートすることなく終了してしまった。
チームは今シーズン、あと数回、エクスフィニティ・シリーズへのスポット参戦を予定している。次回の参戦はテネシー州ブリストルで開催の第22戦「Food City 300(8月16日/ブリストル・モーター・スピードウェイ)」となる予定だ。