電気自動車ならではの先進機能も搭載
メルセデス・ベンツEQCの先進機能
24時間緊急通報サービスなどを提供するメルセデスのテレマティクスサービス、「Mercedes me connect(メルセデス・ミー・コネクト)」を標準装備し、以下のEQ専用のプログラムも用意される。
・EQオンラインナビゲーション
・充電ステーション情報
・出発時刻、プリエントリークライメートコントロールの設定
・エナジーフローや電費情報の表示
・最大充電電流の設定
また声による音声入力でナビの設定や空調の設定などができる対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスピリエンス)」では従来の会話に加え、「充電ステーションを探して」や「8時までにクルマのクライメートコントロールを設定して」などといった電気自動車ならではの内容にも対応する。
メルセデス・ベンツEQCの安全運転支援システム
Sクラスと同等の最新の運転支援システムを採用する。搭載される機能は以下のとおり。
・アクティブディスタンスアシスト ディストロニック(自動再発進機能つき)
・アクティブステアリングアシスト
・渋滞時緊急ブレーキ機能
・アクティブレーンキーピングアシスト
・アクティブレーンチェンジングアシスト
・アクティブエマージェンシーストップアシスト
・アクディブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能つき)
・緊急回避補助システム
・トラフィックサインアシスト
・アクティブブラインドスポットアシスト
・PRE-SAFEプラス(被害軽減ブレーキつき後方警報システム)
・PRE-SAFEサウンド
・ドライブアウェイアシスト
・アクティブパーキングアシスト
・マルチビームLEDヘッドライト(ウルトラハイビームつき)
メルセデス・ベンツEQCのグレードと価格
標準の「EQC 400 4MATIC」のほか、発売記念特別仕様車「EQC Edition 1886」を日本のみで55台限定で販売する。
1886はダイムラー社の創設者カール・ベンツとゴットリープ・ダイムラーがそれぞれガソリン車を完成させた年が1886年であることに由来。電気自動車による新しい時代の幕開けを記念してこの名が与えられた。
標準グレードをベースに、エクステリアには専用のブラックルーバーのラジエターグリルや白いアクセントの入った専用20インチアルミホイールなどを採用。インテリアには外周部がインディゴブルーの人口皮革、バックレストには黒い起毛素材のシートを備える。またシートやフロアマット、カップホルダーのフラップには「1886」の文字をあしらった。
価格は「EQC 400 4MATIC」が1080万円、「EQC Edition 1886」が1200万円(税込)。
メルセデス・ベンツEQCのスペック