真夏の車内閉じ込めは大惨事に繋がる!
3)トランクに閉じ込められた
誘拐、監禁、いたずら、その他で、トランクに閉じ込められてしまったときはどうすれば良いか? ちょっと古いクルマなら、ワイヤー式のトランクオープナーがついているので、トランクの鍵穴付近を裏側から手で探り、ワイヤーのようなものを見つけて引っ張ってみれば、トランクが開く可能性は高い。
最近のクルマは電磁式ロックが多いのでワイヤーは見つからないかもしれないが、もしモーターにつながったロッドがあれば、それを上下・左右に動かすことで開錠する可能性も。
ちなみに、クルマでの連れ去り事件が多いアメリカでは、2002年以降、トランクを内側から開けるための蛍光塗料で塗られたレバー、「エマージェンシー・トランクリリースレバー」が標準装着されている!
4)子供をクルマに閉じ込めてしまった
夏場によく問題になるのが、子供を車内に残して熱中症などになる事件(子供を残して親がクルマから離れるのは、立派な児童虐待に当たる)。
もし、何らかの理由で子供がクルマに閉じ込めてしまったら、
自分でクルマの窓を割って子供を救出する
119番に電話してレスキューを呼ぶ(おそらくレスキュー隊もガラスを割って救助する)
基本的にこの二択しかない。とくに夏場、エアコンが効かない状況になってしまったとしたら、一刻の猶予もないので躊躇わずにガラスを割って助けるしかない(子供がガラスでケガをしないように注意は必要)。
とにかく季節に関わらず、短時間であっても、小さな子供を車内に置いて大人がクルマを離れることがないよう気をつけよう。