DNGA採用モデル第一弾! 軽自動車「初」の装備満載で新型ダイハツ・タントが誕生 (2/2ページ)

運転手にも、乗員にも安心の機能を多数搭載

 さらに「次世代スマートアシスト」として充実した先進安全装備を採用するなど、全方位で大幅に機能と性能を進化した。

 室内は、人を中心としてレイアウトを一から見直し、各部品の配置を再構築した。運転者が直感的にストレスなく操作ができるよう、手や目が動く軌道上に表示を集約している。フロントピラーを従来よりも細くしたことで、視界を広げている。

タント

 メーター位置やステアリングなどのレイアウトを見直すことで視線の移動量を少なくし、運転疲労が少なく、安全、安心に運転できるドライビングポジションを実現。ステアリングやシフトノブの断面を最適化し、握りやすい形状に変更も行なっている。

 さらにナビゲーションには軽自動車の純正用品としては最大サイズとなる9インチHD液晶モニターを採用。そのほかにも、自動車業界で初となる、コラーゲンをプラスしたエアクリーンフィルターなども搭載した。

 また、ユーザーの声を聞いた上で新たに開発した機能も搭載した。なかでも高齢者が増加傾向にあることを見据え、標準車と福祉車両の間に当たる装備を拡充している。

 高齢者の乗り降りをサポートする「ラクスマグリップ」は助手席側フロントピラーに取り付けるタイプと運転席/助手席のシートバックに取り付けるタイプのグリップを新たに開発した(フロントピラータイプはメーカーオプション/シートバックタイプはディーラーオプション)。

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 助手席や後席の乗降性、後席での移動に適した取り付け位置と、細部にまでこだわった形状で、足腰に不安のある人が安心して乗り降りできるようにした。

 形にもこだわっている。しっかり握れて安定するよう、グリップの断面は小さい長円とし、指の間隔に合わせて凸部に配置することで手にしっかりフィットし、滑りにくい形状とした。

「ミラクルオートステップ」は、ミラクルオープンドアの開口の広さを活用できる1170mmのロングステップを助手席側に設定し、助手席と後席両方の乗降性をさらに向上。ラクスマグリップと組み合わせることで、さまざまなシーンでの乗り降りに対応する。

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 助手席ドアと助手席側スライドドアの開閉に連動し、電動で展開/格納できる。ライフステージの変化に合わせ、購入後でも装着できるようディーラーオプションで設定している。

 もちろん、安全性もさらに高まった。予防安全機能「スマートアシスト」に運転支援機能「スマートアシストプラス」を加え、全15個の機能を採用した。従来のスマートアシストで採用してきた世界最小のステレオカメラを搭載しながら、機能を強化している。

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 加えて軽自動車で初の、ハイビームで走行中に対向車を検知すると、対向車の部分のみ自動で遮光する「アダプティブドライビングビーム」や駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」を搭載している。

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 タントはボディカラーに新色3色を含む全9色を設定。新色となるマスタードイエローマイカメタリックはハツラツとした元気溢れる色味を、アイスグリーンは「ミゼット」を彷彿とさせる明るく爽やかな色味を表現している。

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「タント カスタム」には新色3色を含む全8色と、2トーン3色を設定。新色のシャイニングパールホワイトはパールの粒子感で純白の輝きを、新色のパールブラックは深みのある上質感を表現している。2トーンの場合はサイドガーニッシュが装着される。

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 メーカー希望小売価格は、タントが122万400円〜168万4800円、タント カスタムが154万9800〜187万3800円(税込)。


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