ヘッドライトのレンズやインパネまわりなども劣化すると厄介
そのほか、劣化で気になるのはヘッドライトのレンズだ。樹脂レンズになってから、紫外線による劣化で曇ってきてしまうのはご存じだろう。専用のケミカルで磨いてコーティングしてもまたしばらくすると戻ってしまうので、基本的には手のほどこしようがないのが事実だ。
車内、とくにインパネまわりは日にさらされやすく、劣化が気になるところ。面倒でもサンシェードを毎回使ったり、サイド、そしてリヤに関してはUVカットのフィルムを貼るのも手で、透明のフィルムなら前席両側に貼っても問題はない。
根本的な解決方法としては、ボディカバーを使うことだ。ボディ全体やヘッドライトレンズ、そして車内などを丸ごと守ることができる。以前は蒸れの問題が指摘されたが、最近は撥水と通気を両立させた生地で作られたカバーもあり、それを使えば蒸れることもない。
また裏地にソフトな起毛生地を使っているものも多く、これならキズの問題も解消。少々費用がかさんでしまうが、愛車を守るものとして使ってみるのもいいだろう。