シフト操作がウインカーレバーの位置に関係している
日本の場合も同じで、まず左側通行に合わせて右ハンドル。さらに日本の自動車の歴史は浅いので当初からフロアシフトやコラムシフトが車内に設置されていたし、コツをつかんでギヤの回転を合わせて押し込むようにしないとまったく入らないということもなく、左手での操作も容易だった。
そうなると、輸入車と同じようにギヤの操作を行なう左手の反対側ということで、右ウインカーとなったわけだ。
右ハンドルの輸入車でMTに乗ってみるとわかるが、シフト操作とウインカーを左手ですべて行わなくてはならず、せわしないことは確か。輸入車にしても日本車にしても、ウインカーはシフトと反対の手で行うのがそもそも基本だったということだ。