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燃料代こんなにかかるのか……の衝撃も走れば燃費を忘れるほど走りの楽しい国産車4選 (1/2ページ)

燃料代こんなにかかるのか……の衝撃も走れば燃費を忘れるほど走りの楽しい国産車4選

年間で考えると燃費や燃料種類は大きな差になる!

 実際、皆さんは所有するクルマの燃費について、どれくらい意識し、重要視しているだろうか。

 一般的にクルマを日常的に使用する人の場合、国内では年間1万km程度の走行距離になるといわれている。年間走行距離が1万kmを超えるような使われ方をしたクルマだと「過走行」といい中古車市場での価格が安くなり手放す際の買い取り価格にも影響する。5年乗ったら5万km以内であれば平均的といえるのだ。

 では年間1万km乗るとして、そこでかかる燃料代はいかほどか。平均してリッター当たり10km走るクルマでレギュラーガソリンを使用し、リッター価格が140円として計算すれば1万kmで14万円の燃料代がかかる。

 これがリッター当たり3kmしか走らず、かつ燃料代の高いハイオク仕様車なら、ハイオクのリッター当たり価格を160円とすると1万kmで53.3万円がかかる計算となる。約3.8倍も燃料代に差が出たら一般のユーザーには大問題となるだろう。

 しかし、だ。普通に使っていてリッター当たり3kmしか走らないような極悪燃費車といえばV8ツインターボや6リッターV12気筒エンジンを搭載し、500馬力以上の高出力を誇るようなスーパーカーくらいだ。何千万円もするような高額なスーパーカーのオーナーであれば、数十万円の差など気にしないのは当たり前だろう。

 しかもスーパーカーオーナーともなれば所有台数は1台に留まらず、TPOに応じて複数台を使いわける。スーパーカーだけの年間走行距離でみると5000kmにも及ばないことが多い。となればスーパーカーにかかる年間燃料代は25万円程度となり、スーパーカーオーナーの多くが燃費を気にしない理由になっている。

 だが一般ユーザーはそうはいかない。できるだけ燃費を安く抑えるためにハイブリッド車を購入したり燃料単価の安い軽油使用のディーゼル車を選択したりしている。

 しかし、このクルマの走りなら、いくら燃費が悪くても納得し、満足できるというモデルがあるだろうか?

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