路肩に寄っての停車も進路変更に当たる
ちょうど1年ほど前、「方向指示器(ウインカー)を出さずに車線変更や右左折するクルマが多い都道府県」というのが話題になり、WEB CARTOPでも取り上げた(JAFのアンケート:全国1位は岡山県)。だが今なお、相変わらずウインカーの使い方がわかっていない人、省略する人、出さない人というのは後を絶たない。
そうしたなか、右左折や進路変更時にウインカーを出さないのは論外として、とくに曖昧になっているのが、停車するときの合図と、車線変更の合図。
路上で停車するときも、合図なしで止まるのは大迷惑。ハザードを点けて、左端に寄って止まる人も多いが、法律的にいうと正しくはない。道路交通法では左端による=進路変更になるので、その3秒前には左ウインカーをつける必要がある。
そして「(進路変更の)行為を終わったときは、当該合図をやめなければならない」と定められているので、停車中はウインカーを消すのが正解。