純正オーディオも素晴らしい出来!
そのため、クルマに詳しくないユーザーが乗ったとしても「難しいことはわからないけど、なんかいい」と感じるようなクルマに仕上がっているというワケなのだ。前々からマツダは「小規模の会社だけに小まわりが利き横の連携も取りやすい」と言っていたが、そういった部分が功を奏したのが、今回のマツダ3から始める第7世代の商品群のクルマ作りと言えるのかもしれない。
ちなみに走りとは直接関係ない部分ではあるが、新型マツダ3の「Mazda Harmonic Acoustics(マツダ・ハーモニック・アコースティックス)」と名付けられた純正オーディオは非常に素晴らしい出来となっている。もともとの遮音性能の向上はもちろんだが、「スピーカーはドアパネルに付くもの」という固定概念を一旦見直し、スピーカーのレイアウトを一新。反射音などの影響も受けにくい、より自然なサウンドが耳に届くように配置されているからだ。
このように、すべての部分に置いて見直しがなされて最適化されている新世代のマツダ車だけに、高い評価となるのも頷ける。今後登場するであろう第7世代の新車種も非常に楽しみである。