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洗車はサボってないのになぜかヤレてる! 10年落ち車の意外な劣化点とその対策7つ (2/2ページ)

洗車はサボってないのになぜかヤレてる! 10年落ち車の意外な劣化点とその対策7つ

10年を目安に経年劣化してくる箇所を挙げた!

 クルマというのは、どんなに丈夫に作っても劣化は避けられない。実用車ではなおさらだ。とはいえ、最近のクルマは素材がよくなってきているので、昔のようにしばらくすると問題が出てくることはなく、10年が目安となるだろう。今回は10年を目安に経年劣化してくるポイントを紹介しよう。

その1 ゴム類

 日本車、外国車を問わず、ゴム類は10年、そして10万kmから劣化が出てくる。ゴム類とひと口に言っても、メカではエンジンマウントやドライブシャフトのブーツなど。外装では窓枠などのウエザーストリップや各部の止めゴムなどがあり、ヒビ割れや亀裂が発生してくる。

 対策は定期的なチェックが基本で、外装は保護剤を定期的に塗ってやることだ。

その2 ボディのくすみ

 塗装は紫外線の影響で劣化は確実に進む。色があせたり、抜けたり。さらにはクリア層がはげてくるという例もある。ワックスやコーティングがけでできるだけ保護してやるのはもちろん、可能なら駐車についても日陰を選ぶなど配慮したい。

その3 インパネ

 ボディと同じように紫外線が当たりやすく、高温にもなるのがインパネだ。30年ぐらい前のクルマだとヒビが出たり、割れたりしたが、最近はそこまでしない。ただ、それだけのダメージを受けているのは変わらないわけで、保護剤を塗ったり、夏場はサンシェードを使うなどして、できるだけ日に当たらないようにする。


その4 シート

 消耗品とまではいかないが、劣化は確実に進んでいくのがシートだ。乗り降りでこすれやすい形状だと10年ぐらいすると角がほつれたりすることも。また表皮の伸びやたるみも出てくる。レザーシートでは汚れだけでなく、表面のヒビ割れも目立ってくる。クリームを塗り込むことで少しはよくなるが、基本的にはレザーに色を塗って作られていて、その塗装がやられるので根本的な解決としては塗り直すしかない。

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