安心感なら初期トラブルを解消したマイチェン後がオススメ
しかし、新車の予約や注文時に、そのクルマに今後どんな仕様変更がもたらされるかなど、ディーラーでは決して教えてくれないだろう。とくに輸入車の場合、本国の決定が優先されるため日本サイドには直前まで知らされないこともあるらしい。
では、待望の新車をいつ買うのが正解なのか? 先進安全運転支援機能も先進装備も以前の過渡期とは違い、今では基準装備となっている。そのため、この先デビューしてすぐに買ったものの、直後により魅力的な機能がてんこ盛りになった……というケースは少なくなるはず。
とはいえ、ありそうな装備がなぜか付いていない場合は販売戦略上、隠し玉としてとっておく!? 自動車メーカーの後出し戦略を疑ったほうがいいかも知れない。
新車の登場と同時に買えば、目立つ、いち早く新型を堪能できる、フルモデルチェンジまで現行型のまま乗れる期間が長くなる……といったメリットがある。一方、けっこうありがちな初期トラブルの改善もなされた、より熟成され安定した車両を手に入れる、あとから魅力的な装備や改良を施してくる戦略!? に乗っかるため、しばらく様子を見る……という買い方もありだろう。個人的には発売直後に買って、何度か苦い思いをした経験があるから、今後は後者を選択すると思います。