日頃から準備をしておくことも大切
3)状況に応じた連絡先を知っておく
3つ目は、状況に応じた各種連絡先をちゃんと知っていること。110番、119番はわかると思いますが、あなたが入っている任意保険会社は? その連絡先はわかりますか? 故障した場合にはJAFなどの援助要請をする連絡先は知っていますか?
「その時になったらスマホで検索すればいいじゃん」なんて思っている人も多いかもしれませんが、事故の衝撃でスマホが割れてしまったらどうするのでしょうか。
電波の届かない山のなかだったら? スマホに頼らず、あらかじめ緊急時の連絡先を書いて、お財布などいつも持ち歩く物と、クルマのグローブボックスのなかなどに保管しておくと慌てずに済みますね。
4)すぐに気持ちを切り替える
4つ目は、可能な限り同乗者との予定を優先させること。よくあるんですが、軽くコツンと縁石にぶつけただけで、走れなくなったわけでもないのに、ドンヨリと落ち込んでしまって「今日はもう帰る」なんて言い出す人。予約してた食事は? 待ち合わせしている相手はどうするの? そんなこともおかまいなしで、その日はもうTHE ENDになってしまう人。
クルマをぶつけたショックはわかりますが、後からでも対処できるトラブルなら、気持ちを切り替えたり、レンタカーに切り替えたり、少しは同乗者との約束を当初の予定通りに遂行する努力をするのが、大人な対応ではないでしょうか。
というわけで、なるべくならこうしたトラブルには遭遇したくないですが、もし遭遇してしまったとしても、決して慌てず騒がず、落ち着いた対応をしてこそ大人なドライバー。
もっと言えば、トラブル時にこそ、その人の度量が試されるのだと思います。しっかり準備とシミュレーションをしておいて、どんな時にも、助手席の彼女が惚れ直すようなフトコロの大きな対応を心がけましょう。