リムのガリキズなら目立ちにくい仕上がりに
用意するのは、ホイールリペア用のアルミパテ。そしてホイール用の缶スプレーだ。ちなみにホイール用の缶スプレーは被膜が硬い、ラッカーが主成分だったりする。
そのほか、パテを削るためのペーパーヤスリと当て木、スプレーが関係ないところに付かないよう養生するための新聞紙とマスキングテープも用意しておこう。
作業自体はパテを盛って、乾かしたら削って、形を整えたら、新聞紙でマスキングをして塗るだけ。乾いたらそれでおしまいだ。
複雑な色やスポーク部分を大きく損傷した場合は、セルフリペアはむずかしいが、リムのガリキズなら仕上がりは目立たないレベルにはなるはず。
また全体を塗り変えてもいいなら、ホイール用のラバースプレーが最近多く出ているので、こちらを使用して一気に4本とも塗ってしまうのも手。失敗したり、飽きてきたらゴムなので簡単に剥がせるのもメリットだ。
ひどい場合やリムが曲がってしまった場合はプロに頼むしかない。衝撃で割れてしまったものでも特殊な溶接で埋めたり、つなぐことが可能だったりするので、お願いしてみるのもいいだろう。