最新装備といえど万能じゃない
4)セキュリティシステム
クルマに異常があるとクラクションを大音量で連続して鳴らす機能がある。本当にヤバいときには助かるけれど、以前、冬に国産高級セダンに愛犬とともに乗っていて、クルマを路上パーキングに止め、目の前のハンバーガー屋で注文していたとき、いきなりセキュリティシステムが働き、クラクションの大音量が鳴り響いた!
おそらく、車内の犬の動き(サイドウインドウに前足をかけた?)に反応してしまったのだろう。しかし、それ以来、そうしたセキュリティシステムが付いているクルマに乗っている時は、車内に犬を数分、乗せたままにしておいても大丈夫なはずの気温の冬であろうと、絶対に犬を乗せたままクルマから離れないようにしている。あの大音量のクラクション、周囲に大迷惑ですから。
5)ナビゲーション
最近のナビはかなり高精度。が、時として、意味不明な誘導をすることがある。以前、成田から中央自動車道方面に向かっていた時、一般道優先にセットしてあるわけじゃないのに、とにかく東関道を下りろ、下りろとうるさい。無視して東関道を進み、首都高湾岸線に入ってもとくに渋滞なし。
同じような例で、確かに高速道路が渋滞していた時、一般道の迂回(うかい)を案内され、従ったものの、慣れない道に緊張し、超細い道を通らされ、かえってストレス。
ナビの親切もあだに。多少の渋滞なら、慣れた、広い道を走ったほうが、到着時間が数分遅れたとしても、疲れないはず。もちろん、コネクト機能を持つナビの信頼性はさらに高く、オペレーターサービスによる利便性は絶大ですが。
6)エアコンの内気循環
空気の汚れた都市部などを走っているとき、エアコンの内気循環モードにセットしている人も多いと思う。確かにさまざまな環境を走るクルマにとって便利な機能で、実際、ボクもこれまではトンネル内や黒煙もくもくのトラック(今では少ないですが)の後ろを走る時だけでなく、いつも内気循環モードにしていた。
しかし、内気循環モードにしていると、どうやら車内が酸欠状態になり、眠気を誘うらしい。自動内気循環モード機能(のON/OFFも)を備えたクルマもあるけれど、よほどの場合を除いて、今は基本的に外気導入にしている。多少のにおいが気になるより、眠気と戦う事態になり、眠気によって事故を招くほうがまずいです(エアコンにはフィルターも付いている)。