漬け置き洗いのような効果が得られて汚れが取れやすい
梅雨の季節は当たり前だが雨の日が多い。せっかく洗車をしたのに、雨が……と悲しくなる人もいるだろうが、あえて思い切って雨の日に洗車するのも悪くはない。
あまり小雨では意味がないが、ある程度の雨量がある日だと洗車する前からホコリや汚れがサッと流された状態から始められる。また、鳥の糞や虫の死骸などもふやけて取りやすい。洗濯物や食器類の漬け置き洗いのような効果が得られるのが、雨の日の洗車というわけだ。
もちろん、雨の日でもホースで水をかけながら洗車をするほうが、傷もつきにくいし汚れも落としやすい。しかし、水洗いだけならすすぎや拭き取りはほぼ不要。
晴れの日と違って、拭き取りをしなくても水滴が乾いて白いシミ(水道水のカルキ)にならないことも雨の日の洗車のメリット。
雨の日はワックスやコーティングをかけづらいという問題もあるが、そもそも前回の洗車時のワックスやコーティングがまだ有効なら水洗いだけでもクルマはきれいになる。
そうでない場合でも、濡れたボディにスプレーするだけで使えるコーティング剤なども市販されているので、これらを使えば水弾き効果をすぐに実感できるという楽しみも!