最近では電池切れを車両が警告してくれるクルマも増えた
3)スマートキーをエンジンスタート/ストップボタンに近づける
しかし、慌てずに次の作業に進んでほしい。つづいてはスマートキー本体をエンジンスタート/ストップボタン(ハイブリッド車やEVではシステム起動ボタン)にくっ付けるようにする。
すぐにスマートキーを検知したことを示すブザーが鳴るので、すかさずブレーキを踏んでボタンを押す。これでスマートキーの電気が切れた状態でも無事にドアを開け、エンジンを始動することができるというわけだ。
ちなみに、最近のクルマはスマートキーの電池が切れそうになると、車両側のインフォメーションディスプレイで注意を促す機能を持っていることも多いので、電池切れとなる前に早めに交換しておくといい。
なおスマートキーの電池交換のためにカバーを分解する際にも、マイナスドライバーのような工具がなくても、物理キーの先端を差し込んだり、コインを差し込んだりして捻れば外れる設計になっていることが多い。また、スマートキーが使っている電池はコンビニでは売っていないこともあるが、さほど特殊ではない(トヨタ系はCR1632、日産系はCR2025、ホンダ系はCR1632/CR2032が多い)ので家電量販店などがあれば、外出先でも交換することができるだろう。