売れ筋モデルにも勝る収納や走りを持つクルマも!
3)スバルXV
スバル・フォレスターやスバル・インプレッサに注目が集まるスバルのラインアップのなかで、じつは「ベスト・オブ・スバル実用車」と断言したいのが、スバルXV。
スバル・インプレッサスポーツのクロスオーバーモデルだが、とくにスバルの電動技術e-BOXER搭載モデルの走行性能はピカイチ。濃厚極まるエンジンフィール、Xモードによる高い悪路走破性能は感動に値するほど。アイサイトももちろん装備。アウトドア派、雪国のユーザーには絶対におすすめである。
スバル・インプレッサほど売れていないので、個性的でもある。爽やかなラグーンブルーパールのボディカラーがイチオシだ。
4)VWゴルフトゥーラン
フォルクスワーゲンのゴルフは昔からほぼ国産車に近い親しみある、世界のコンパクトカーの基準車。日本でももちろん大人気で、2018年にはハッチバック、ワゴンのヴァリアントの合計で17558台を販売している(ハッチバック12993台、ヴァリアント4565台)。
そのゴルフをベースにした1台が、3列シートミニバンのトゥーラン。2018年の年間販売台数は3691台と、SUVのティグアンの4772台にも及ばない売れ行きだ。しかし、乗ってみるとゴルフより乗り心地が良く、静かで走りは上質そのもの。もちろん、見晴らしも良く、収納も豊富で、じつに使いやすい。
また、3列目席を床下にフラットに格納すれば、ゴルフヴァリアント真っ青の大容量ワゴンに変身。2列目席までフラットに畳めば車中泊もOKで、小さな引っ越しまで可能なクルマになる。ガソリンターボに加え、ゴルフでは選べないクリーンディーゼルのパワーユニットが選べるのもポイントだ。