これぞMAZDA3の理想形!? 純正アクセサリー用品にこめられたこだわりとは (2/2ページ)

ドライビングに関わるフロアマットやペダルにもこだわった

 これは、「日本では装着率が70%を超える」という定番アイテム「アクリルバイザー」も変わらない。出っ張り高さは先代アクセラ用と共通ながら、バイザー内の折れ目をなくすことでフラッシュサーフェス化。メッキモールがドアガラス枠上部にも装着されるセダンにはさらに、バイザー上にもメッキモールを装着して、ボディと一体感のある美しいデザインを実現している。さらにはバイザーの外側前端部と内側に細い溝を設けることで、先代アクセラ用アクリルバイザーに対し風切り音の発生を約25%抑えたことも見逃せないポイントだ。

MAZDA3

 ほぼ100%に近い新車装着率となる「MAZDAフロアマット」は、毛足が短く踵を保持しやすい「スポーツ」と、毛足が長くソフトな触感が得られる「プレミアム」の2種類が用意されているが、いずれも表地と裏地の間に吸音層を設定。フロアからの騒音を低減する効果がプラスされているのも、純正アクセサリーならではのこだわりと言えよう。MAZDA3

 また、走りにこだわるクルマ好きなら、上質なデザインと機能性を両立させた、アルミ製「スポーツペダルセット」も見逃せない。アクセルペダルとフットレストは、タッチ面を樹脂製としつつ縦のスリットを入れることで、縦方向に適度に滑りやすさを与えてコントロール性を向上。ブレーキおよびクラッチペダルのタッチ面はラバー製とし横方向のスリットを入れることで、踏み込んだ際には高いグリップ力をもたらしながらも、ブレーキペダルからアクセルペダル、クラッチペダルからフットレストに足を踏み換えるのを容易にしている。MAZDA3

 新型マツダ3用純正アクセサリーは、マツダ3そのものの良さを損なわないばかりか、既存の純正アクセサリーの域を超え、装着したユーザーに確かな+αの効能をもたらすものとして開発されている。実際にマツダ3を購入する際は、懐具合と相談しながら、どれを装着すべきか真剣に楽しみながら迷うのは間違いない。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

愛車
ホンダS2000(2003年式)
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