愛車をもっている人こそご用心! レンタカーならではの注意すべきトラブル3つ

レンタカーならではのトラブルに注意!

 愛車を持っている人でも荷物を運ぶときにトラックやバンを、大人数で出かけるときにミニバンを、というようにお世話になることが多いレンタカー。しかし、自分のクルマとは異なりレンタカーならではのトラブルに巻き込まれるということも少なくない。そこで今回はレンタカーにありがちなトラブル事例をご紹介しよう。

1)出発前には車両をきちんと確認する

 出発前に行う車両の傷チェック。急いでいるときなどはおろそかにしがちだが、傷の見落としがあると後から傷をつけた、つけてないというトラブルにも発展してしまう可能性がある。そのため、できるだけ念入りにチェックをしたいところ。どうしても時間がないときは車両を一周スマホの動画で撮影するという手段も自己防衛の方法としては有効だ。ただ、いきなりやると感じが悪く思われてしまうかもしれないので、ひと言、断りを入れてから実施するといいだろう。

2)うっかり駐車違反してしまった場合

 駐車違反を取られてしまった場合は、のちに送られてくる支払い用紙を使って違反金を納める形が一般的だが、レンタカーは当然自分のクルマではないので、自宅に支払い用紙が届くことはない。ではどこに届くかというとレンタカー会社となるが、届いてから支払うようにすると払わずに逃げてしまう人もおり、違反金を納めていない場合は継続車検を受けられなくなってしまう。それを防ぐために、万が一駐車違反を取られた場合は返却までに支払うか、返却時に店舗に預り金を置いていく形が一般的となる。

3)事故があったときの対応

 レンタカーは当然任意保険に加入しているが、事故があった際はその大小に関わらず、警察に届け出を行い、レンタカー会社(夜間などは夜間窓口)に連絡をしないと保険が使えない場合がある。また、その場で示談などをしてしまうと当人同士の話合いとなってしまうため、任意保険が使えなくなる可能性が高くなる。

 また、自分が普段乗っている車両についている任意保険の他車運転特約を使うので、レンタカー側の保険は不要という人も稀にいるが、契約内容によってはすべて自身の任意保険でカバーできない場合もある。また、自身の保険を使ったとしても、レンタカーの修理期間中の休業補償料は発生するので、注意が必要だ。

 普段、クルマに乗っているだけに逆に見落としてしまうような点もあるので、レンタカーを使うときはしっかり店舗スタッフの説明に耳を傾けるのが無用なトラブルを避ける近道と言えるだろう。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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