クルマといえばタバコ! と連想するような時代も今は昔
3)シガーライター/灰皿
現在もソケット部分は電源を取る部分として存在しているが、名前もシガーソケットから電源ソケットへと名を替えつつあることからも分かるように、シガーライターも過去のものとなりつつある。
また、それに伴って標準で灰皿が備わる車種も一部商用車などを除けばほとんどなくなってきている。これは喫煙率の低下と、喫煙車も電子タバコなどへの移行が進んでいることが影響しているのだろう。
4)フェンダーミラー
日本では1983年までドアミラーが認可されていなかったこともあり、旧車ではおなじみのフェンダーミラー。しかし、現在では(ほぼ)タクシー専用車のトヨタ JPNタクシーを除けばフェンダーミラーを備える新車は存在しなくなってしまった。あのセンチュリーですらドアミラーが標準となっている。
これはすでにフェンダーミラーに馴染みのない世代が多くなってきたことに加え、万が一事故があったときに歩行者に対してフェンダーミラーが突起物となる可能性があるという点もあるだろう(ただし、JPNタクシーのフェンダーミラーはそのあたりもきっちりクリアしている)。