サファリラリーに参戦した軽自動車も
6)ダイハツ・ミラ・アバンツァートTR-XX
市販版で人気を得たのはダイハツ・ミラ・アバンツァートTR-XXだろう。もちろんアルトワークスのライバルで64馬力合戦を繰り広げた。またこちらにもアバンツァートTR-XXRがあり、こちらはX4Rの後継となる競技ベース車だった。
7)スバル・ヴィヴィオRX-R
軽スポーツ戦争のスバル代表がこちら。スーパーチャージャーで、ターボ勢とは一線を画したハイスペックで人気だった。ちなみに今でこそ言えるが、規制値の64馬力を突破していたという。
競技向けのRAもあり、なんとサファリーラリーにも参戦。ドライバーはなんとコリン・マクレーだった。
8)スバル・プレオRS
プレオといえば、トールスタイルの軽。こちらにもRSがあった。過激ではないものの、ヴィヴィオ譲りのスーパーチャージャーとスポーツシフトi-CVTの組み合わせはかなりのポテンシャル。とくにCVTのマニュアルモードはスパスパ、シーケンシャルシフトみたいに決まって楽しかった。
9)スバル・レガシィRSタイプRA
2代目レガシィにもあったが、真骨頂は初代だろう。スポーツグレードがRSであり、インプレッサ登場以前にWRCを含むラリーで活躍したのがRSタイプRAだ。
ちなみにこちらのRSはロードスポーツ、RAはレコードアテンプ(記録挑戦)の略。
10)スバル・インプレッサWRX RA
RAは初代インプレッサにも用意され、レガシィ同様に当初は競技向けのベース車としての役割が強かった。内容的にはセンターデフにDCCDを採用し、リヤを機械式LSDとするなど本格的。内装も簡素化されていた。
RAは現在でもお馴染みのグレードになっている。最近でも限定ながら、バランス取りされたスペシャルユニットを積んだRA-Rが瞬殺で販売完了となるなど、人気は高い。RAとはまさにスバリストかつR好きにはたまらない存在だ。